安倍総理たちは「災害対策に緊急事態条項は必要です」などと説明しています。
しかし、東日本大震災で大きな被害を受けた東北各県の知事たちのほとんども、熊本地震で大きな被害を受けた熊本県の知事も、「緊急時事態条項は要らない」と言っています。
安倍総理たちの真の狙いは、上のような詐欺的な説明によって国民を「緊急事態条項ってあってもいいかも」と思わせ、国民投票で過半数の賛成を得てそれを憲法に入れることによって、総理を親玉とする内閣が国会をすっとばして、国民の自由や人権を奪うことも含めて好きなように法律(と同等の効力を持つ政令)を作れるようにすることです。
内閣のメンバーはみな総理のイエスマンで、総理には逆らえないので、総理が決めたことか総理がOKしたことだけが法律(と同等の効力を持つ政令)になります。つまり、総理が独裁者になるということです。
というわけで、緊急事態条項は詐欺的な説明によって国民に「それってあっていいかも」と思わせることによってそれを憲法にして総理の独裁を実現し、総理が決めたか総理がOKした法律と同等の効力を持つ政令)によって好き放題に制限できることを実現する、黒魔術の杖なのです。
「安倍総理たちによる緊急事態条項の詐欺的説明のカラクリの説き明かし」はここ
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